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年末年始のお父さんはお料理担当で大忙しです!
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2020年、念願のソロキャンプも叶い、様々大変な一年ではありましたが、なんとか家族揃って健康に過ごすことができました!
年の暮れが迫るころ、毎年の恒例になってしまった「お父さんの料理大会」が開催されます!
これ、我が家では定番でして・・・盆と正月料理は私が担当になってしまったんですよね(汗

・・・昔、事業に失敗したときに家族には苦労をかけまして、せめて正月くらいは安い食材でも工夫して豪華に楽しめないかと始めたのですが、今ではしっかりそれが「定番」になってしまいました。
今でもその頃の気持を忘れないように、なるべく安い食材で家族が楽しめるよう、お父さんは戦っています!(笑

毎年この時期には何を作ろうかとクックパッドなんかを見ながら思案するんですが、結局毎年同じようなパターンになってしまうんですよね(笑
しかも今年は、みんなの仕事の関係でなかなか家族が揃うことが難しく、とりあえずできる範囲での料理を提供する運びとなりました!

2020年大晦日はこんな感じ

久しぶりのすき焼き!

大晦日は掃除、買い出し、おせち料理の下準備など毎年忙しいもの。
だいたいいつも一人でやっています・・・奥さんお仕事のことが多いもので。

で、今年はカンタンに済ませようと「すき焼き」にしました!

すき焼きなんて何年ぶりかに食べましたが、お肉はお安いもの(笑
割り下は・・・昔は「醤油」「みりん」「煮切り酒」を同割にし、我が家では関西風ですと塩っぱすぎる感じなので事前に昆布と鰹節(厚削り)でとったお出しで好みに割ってあげてお肉を入れた時に砂糖で調整していましたが・・・今回は市販のタレを使いました(笑
なるべくカンタンに済ませたかったもので(汗

後ろに見えているカニは、毎年通販で「訳あり」で調べて安いものを探して購入。
訳あり商品ですと足が折れていたり黒いブツブツ(「カニビル」という寄生虫の卵)が結構ついていたりするので、食べやすくブツブツを包丁の背で削り落とて食べやすいように部位を揃え包丁で切り込みを入れておく・・・並べるのは100均のザルを使ったりして見栄えを良くします!
家族に少しでも贅沢させたいという、主夫の知恵です!


「たこの粒マスタードポン酢マリネ」

たこの粒マスタードポン酢マリネ

こちらは手軽にササっとつくれるレシピを見つけたので、少々アレンジして作ってみました!
カンタンで手軽で、(私のような)タコ好きにはたまりません!
サッパリしているので、箸休めなんかにもいいですよね!

材料は

・ボイル真だこ (適当!・・・今回は足一本くらい)
・★ポン酢 (大さじ1くらい)
・★レモン汁 (小さじ1くらい)
・★粒マスタード (小さじ1くらい)
・★オリーブオイル (大さじ1くらい)
・★チューブにんにく (2センチくらい)
・★塩コショウ (適当)

こんな感じ。
タコはお好みの食べやすい厚さでスライスし、「★」マークの材料を混ぜてドレッシングを作りタコにかけるだけ。
うちの年末年始の料理はなるべくコストをかけないように、こういったタコなどシーズンには高騰するような食材は事前に購入しておき、冷凍しておきます。
ほかにギリギリで買わなければならないものも、事前に下見しながら安い食材をチョイスしていきます!
こんなサバイバルゲームが毎年繰り広げられます!(笑


いただき物の「甘海老」

甘海老

こちらは、お取引先の社長様から頂いた甘海老!
この他にも数の子など頂き、感謝感謝でございます。(熊◯さん、ありがとうございます!)

こちらは単純に、解凍した甘海老の殻を剥いて並べただけ。
食べ方は、刺身醤油でも良し、先程のタコマリネのドレッシングで食べても良し!

堪能させて頂きました!


「年越し蕎麦」

年越し蕎麦

「年越し蕎麦」って、別に年をまたいで食べなくてもいいんですよね。
なんですが、我が家では毎年N◯Kの「ゆく年くる年」を見ながら食べています・・・特に意味はないのですが(笑

こちらは蕎麦汁を事前に仕込んでおき、食べるときは蕎麦を茹でるだけにしておきます。
蕎麦はスーパーで売っているお安いもの。
蕎麦汁は昆布と鰹節(厚削り)でお出汁をとりまして、我が家ではそれに「薄口醤油」と「みりん」で味を整えます。
分量は・・・適当!(男の料理ですから!)
だいたい醤油とみりんは同じくらいの分量で、あとは味見しながら調整していきます。

ちなみにお出汁を取るときは大鍋でまとめてとります。
この他に「お煮しめ」「きんぴらごぼう」「茶碗蒸し」「お雑煮」など他の料理にも使えますので、多めに準備しておきます。
その時にでた昆布は、タッパーに移して水に浸し「二番だし」として使います。

あと残った蕎麦汁は、翌日にはお出汁と割って味を整え「お雑煮」の汁として使うので、ある程度の量を作っておいても捨てることはありませんね!

こんな感じで大晦日の年越しは、家族と飲んで食って「ガキの使い~」を見ながら過ごしていました!


そして2021年新年を迎える

新年の富士山

無事、新しい年を迎えることができました!

お父さんの毎年のパターンは、家族の誰よりも早く起き、一人で近所のお寺と神社に初詣しにいき、帰ってきてからは前日の料理の余り物でビールを一杯、二杯・・・こんな感じですわ(笑
まー、飲みながらその日の料理の仕込みなんかをしていくんですが、ゆっくりダラリと過ごしていきます!

あっ、サイト更新なんかの仕事もしていましたよ!(酒飲みながらかい!)

で、元旦の夜はこんな感じです!


元旦の晩ごはん

元旦は豪勢に・・・と行きたかったんですが、息子がアルバイトで嫁さんと二人。

メニューは

・お刺身盛り合わせ
・甘海老刺し身(いただきもの)
・訳ありズワイガニ(昨日の残り)
・牛タタキ
・お煮しめ
・有頭海老の塩焼き
・数の子(いただきもの)
・黒豆(既製品)
・栗きんとん(既製品)
・かまぼこ(既製品)
・きんぴらごぼう
・紅白なます

ってな感じですね。

お刺身は前日の朝4時に卸屋さんに行って買ってきたもの。
黒豆と栗きんとんは家の皆さんあまり食べないので、少量の既製品で。
以前は作っていたこともあったんですが、結局食べ残しちゃってもったいなかったんですよねー

「有頭海老の塩焼き」は、これも赤海老がお安い時があり購入しておいたもの。
解凍後、背中に爪楊枝を入れて背わたを取り、全体にまんべんかく酒を振りかけます。
15~20分くらい置いてから表面をキッチンペーパーで吹いて、塩を振ってから焼きます。
焼き時間は、状態見ながら適当!片面があまり焦げないくらいに焼けたらひっくり返します。
もともとが刺し身用だったのでガッチリ焼かずに半ナマをイメージ。
予熱で中まで熱が通るいめーじですね!

お刺身は・・・これは私の好物なので少し贅沢して、本マグロ、真鯛、サーモンの3点盛り。
白身は寒ブリやカンパチが美味しいんですけど時間が立つと血合いのあたりからの劣化が早いですし、ヒラメは高いので今回は真鯛に。
サーモンは意外とスーパーの方が安かったので、そちらをチョイス!


恒例の「お煮しめ」

恒例の「お煮しめ」

実家で冬によく食べていたようなイメージの、スタンダードなお煮しめ。
具材は

・れんこん
・ぜんまい(市販水煮)
・笹だけ(姫だけ:市販水煮)
・ふき(市販水煮)
・人参
・ごぼう
・れんこん
・干し椎茸
・結びしらたき
・鳥ももにく
・高野豆腐

こんな感じ。
特にこうしなきゃいけないっていう具材は無いと思います。

飾り切りなんかは面倒なので人参とごぼうは乱切りに、れんこんは輪切りでそのままぶち込みます!(笑

事前にとっておいたお出汁に根菜を入れるのですが、れんこんは先に別の鍋で煮ます。
そのままれんこんを入れてしまうとタンニンが鉄分と反応し、他の具材も黒くなってしまうのでそれを防ぐために

1. スライスしたら酢水に漬ける
2. 別鍋で煮てアク抜きをする

を行います。
まー、黒くなっても味が変わるわけじゃないのですが、見た目がねー・・・

根菜に熱が通った辺りで鶏もも肉を投入。
食べやすいサイズにカットしてください。ただ、うちではこの鶏もも肉、食べるというよりお出汁を取るためのようなもの。
アクを取りながらゆっくり加熱していきます。
あと、お出汁といえばこの時、干し椎茸の戻し汁を少し加えます。
あまり多く入れすぎると椎茸風味が強くなりすぎるので、ご注意!

あとは味付け。
うちでは基本的に「醤油」「みりん」で味を同割で味を整えます。
家族が甘いのが苦手なようなので、あまり砂糖は使いませんね。
このとき私は、あまり濃い目の味付けにはしないようにしておきます。
お煮しめはこのあと3日間くらい、毎日加熱しながら食べていくのでお汁が煮詰まっていきます。
最初から濃い口にしてしまうとお汁が煮詰まった時に全体的に塩っぱくなってしまう感じなので、徐々に煮詰めて行く感じですかね・・・なので、個人的には3日めくらいのお煮しめが大好きです!
もちろん、煮詰める際にはお出汁を足しますけどね!


リクエストの「牛タタキ」

牛タタキ

これも毎年定番。
私は「ローストビーフ」にチャレンジしたいんですが、うちの奥さんは「牛タタキ」派。
でもこれ、ローストビーフに比べたら調理がカンタンなので助かります!

使用するのは「牛もも肉ブロック」。
うちは輸入物を使いますが、和牛だともっと美味しいんでしょうねー!

作り方は

1. 牛もの肉を常温に戻し、まんべんなく塩コショウをして15分ほど寝かす
2. フライパンに胡麻油を敷き予熱。この時、大きめのボールに氷水を準備します。
3. 寝かせておいた肉を焼いていきます。火は中火で6面それぞれ約1分程度ずつ焼いていきます。
4. 全面を焼いたらそのまま氷水に入れて冷やします。
5. 粗熱が取れたらお肉の水気を拭き取り、タッパーにキッチンペーパーを敷いてその中に入れて保管。

こんな感じです。
あとは食べる時にお好みのサイズにスライスして、いただきます!

食べるときはポン酢でもわさび醤油でも美味しいのですが、我が家ではくばらの「キャベツのうまたれ」とポン酢を同割し、そこにチューブにんにくを溶いていただきます。
これが我が家では一番人気ですね!

この「キャベツのうまたれ」は福岡で使っていたものなんですが、近所のKALDIさんでも売っていたので重宝します!
予断ですが・・・生キャベツを食べる時、このタレだけでも美味しいんですが私はお味噌(できれば白味噌)を溶いて食べるのが好きですね!


更にド定番の「きんぴらごぼう」

きんぴらごぼう

もうこれは定番中の定番!
作るのもカンタン!
うちではカットしたごぼうと人参を加熱してごま油をひいたフライパンにイン!
お出汁、醤油、みりんを入れて炒め煮にするのですが、面倒くさいときにはお出汁の代わりにカツオ風味のダシ調味料を使いますし、それでも面倒なときは麺つゆを割って使います!(笑

でも、お正月は何かとお出汁を使うので、どうせならとちゃんと味付けをします。
炒め煮るときは、うちではあまり煮過ぎないようにします。
家族の皆さん、ごぼうのコリコリした食感が好きみたいなので!
あと、炒め煮る最中に鷹の爪の輪切りを3欠け程入れて仕上げます。
食べるときは「白ごま」を忘れずに!


1/2以降は徐々に普通の食卓へ

大晦日・元旦と贅沢したので、2日からは余り物を片付けながら、ほかは普通のおかずに変わっていきます。
昨年はお節重を準備したのですが、あまり中身が減らなかったので、今年は普通に毎日の食事準備となりました。


今年は都合上、2日目に「お雑煮」

お雑煮

2日目は家族が揃ったので、やっとお雑煮を準備できました!

これはもうカンタンに!
前述の「蕎麦汁」と同じように、昆布と鰹節のお出汁に薄口醤油とみりんで味付け。
そこに「鶏もも肉」と生椎茸スライス、大根と人参をいちょう切りしたものを入れます。
今年は大晦日ですき焼きに使った自家製「鶏つくね」が残っていたので、それもイン!

食べるときは焼いたお持ちを器に入れ、その上から先程のお汁を注ぎ、かまぼこと三つ葉をトッピングして完成!
正月は結構酒を飲みすぎるので、このお雑煮が体に染み渡ります!


準備しておけばカンタン「豚ロースの味噌漬け」

豚ロースの味噌漬け

こちらは大晦日に準備しておいたものを焼くだけ!
普通に豚ロース肉を味噌に漬けるだけなのですが、この味噌は我が家秘伝!・・・という訳ではありませんが、調味料をブレンドした合わせ味噌で漬けておきます。

本当はタッパーに味噌床を作り、お肉をガーゼにくるんで漬けておくといいんでしょうがそこは男の料理、お肉に味噌を直接塗って保存しました!(笑
この場合、焼く時にしっかりとお肉から味噌を拭い取ることをオススメします・・・味噌が多いと焦げてしまいますからね!

これの味噌漬けは便利ですよ!
キャンプでも自宅で下ごしらえしたものを持っていって、焼いて食べるだけなので重宝しています!


「エビとマッシュルームのアヒージョ」

エビとマッシュルームのアヒージョ

こちらもキャンプなどで定番のメニュー!
作り方もカンタンに済ませています!(本当のレシピはよくわかっていません・・・)

うちでは、スキレット(なければ小鍋や一人用土鍋でも大丈夫)に1cmほどオリーブオイルを張りまして、そこにスーパーで売っていたむき海老(背わた取ってくださいね!)とマッシュルームを入れて煮ていくのがスタンダード。具材はタコやシーフードミックスを使ってもいいですね!
具材に熱が通ってきましたら、「オレガノ」「ローズマリー」「マジックソルト」で味付け。
ときには「アンチョビ」を入れたりもするのですが、今回はシンプルにしました。
この香りがたまらないんですよねー!

全体にしっかり火が通りましたら、上からイタリアンパセリを振って完成!
オーブンで表面を焼いたバゲットを添えて食卓に出します。
うちでは、アヒージョよりこのバゲットのほうが先に無くなります・・・アヒージョオイルを浸して食べると美味いんですよねー!


「茶碗蒸し」

茶碗蒸し

・・・この写真、三つ葉乗せるの忘れました(汗

こちらは息子の大好物。
作り方はいつもクックパッドを見ながらですが、今回は

・卵 3個
・お出汁 400cc
・白だし(10倍濃縮) 大さじ3
・みりん 大さじ1.5
・醤油 少々

で地を作りました。この材料ですと柔らかめに出来上がります。
まずは卵を溶きます。なるべく静かに、かつ黄身と白身がしっかり混ざり合うように菜箸でかき混ぜます。なるべく泡立てないように優しくです!
次に卵以外の材料をよく合わせます。こちらもなるべくそっと、優しくです。
そこに先程の溶き卵を流し込んでいき合わせるのですが、流し込む際にはこし器をつかって下さい。液卵と合わせ出汁がよく混ざるよう、卵のかたまった部分を入れないようにするためです。
これで茶碗蒸しの地ができあがり!

次は茶碗蒸しの具です。
我が家では「鶏もも肉」「栗」「生椎茸」「かまぼこ」などを入れます。
小さなホタテやエビを入れると海鮮風味が出て美味しいのですが、家族のリクエストでシンプルにしています。
銀杏なんかも入れたいのですが・・・息子からNGが出ていまして・・・

あとは蒸し器を使って加熱していくのですが、根性なしの私は「す」が入るのが嫌なので、一度蒸し器のお湯を沸騰させたあと弱火からスタートし徐々に火力を上げていき、中火位をベースに蒸気の立ち方を見ながら15~20分かけてゆっくりと加熱していきます。
折角ですから、見た目も気にしたいですしね!

で、出来上がったら、今回写真のものは忘れましたが三つ葉を放して完成です!


素茶碗蒸し

こちらが息子専用の「素」茶碗蒸し!
器は前日の刺し身を盛ったものなんでっすが、結構な大きさです。
息子さん、毎年この「三つ葉オンリーの具材が何も入っていない素の茶碗蒸し」が楽しみみたい・・・まー、喜んでくれるのはいいんですが、蒸し器の1/3は専有するサイズなんですよね(汗

こちらの器で蒸す際には、必ずアルミホイルで蓋をします。
でないと、蒸気が器の中に入ってきて、味が薄くなってしまいますもんね!


今年も何事もなく家族が無事過ごせることを祈って

こんな感じで我が家では大晦日とお正月は、いつもより贅沢に見える料理を作って、家族に「一年間お疲れ様!新年もよろしく!」アピールをします。
そして、今年もこんな料理を準備できるよう、仕事を頑張って収入を得ることができるように努力しなければと自分自身に言い聞かせます!
正直今の御時世、こんな贅沢ができるだけありがたいと、支えて頂いたお取引様、メンバーの皆様に深く感謝致します。願わくば、2021年も手を取り合って支え合い、win-winな関係を保ちながらそれぞれの目標、また共通の目標を目指して切磋琢磨できることを願います。

コロナの影響で仕事が減ったりと大変な時期でありますが、気持ちは前向きに、でも決して楽観視することなく、着実に確実に進める道が作れますようにと祈念しながら、酒飲みながら料理していた年末年始でした!(笑


Tsuyoshi Sasaki

コピーライト : Tsuyoshi Sasaki

普段はWebクリエイター業を営みながら、時々訓練校の外部講師として講義を行っています。
単に仕事をする毎日を送るのではなく、自分なりの楽しみや生きがいを取り入れた「目的のある生活」を送りたいと考えています。

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